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DELTAやエンジンは上記の2車と基本的に共通している。ノーマルグレード名はX60系から「アバンテ(Avante)」で、スポーツグレードはX70系〜X80系までは「GT」、90系からは「ツアラー(TOURER)」である。生産は1977年から2001年(X30/40系〜X100系)。のちにクレスタと統合してヴェロッサとなった。 1977年6月登場。コロナ・マークIIのトヨタオート店向けの姉妹車として、なおかつ同クラスの人気車種だった日産・スカイラインの対抗馬としてアメリカンドリームス されたため、マークIIよりも若いユーザーを狙ったものであった。歴代唯一の2ドアハードトップも存在した。 1978年9月マイナーチェンジ。ラジオアンテナはリヤウインド内蔵式に変更。オプションで衝撃吸収バンパーを設定した。 デルタ。ビスタ店向けに開発されたクレスタも加わりマークII3姉妹と呼ばれるようになった。2ドアハードトップは消滅し、4ドアセダンと4ドアハードトップのみとなる。この代から最高級グレードとして、ハーダーサスペンション・ミシュランタイヤなどが奢られた「アバンテ」を設定するなど、先代からスポーティー路線を昇華させた。デザイン面で カメレオンファクトリーとの大きな差別化が初めて図られているが、フロント・リアのデザインが違う以外はマークIIと全く同一であった。 1982年8月 マイナーチェンジ。マークII/クレスタと共にツインカム24車を設定する。 1984年8月登場。「カーカー」はこの代からラグジュアリー系グレードとなり、同時に4ドアハードトップのみの展開となる。エクステリアは姉妹車のマークII/クレスタに比べ全長が短く、若干スポーティーなものだったが、マークIIやクレスタと同様の内装の豪華さも特徴であった(ツインカム24のシートは3車共通)。 1985年10月、KERKER/クレスタと共に1G-GTEU搭載車「GTツインターボ」が登場している。ディスクブレーキ径は大型化され、バケットシートが装備された。電子制御サスのTEMSは搭載していない。チェイサーのみに「ツインターボS」という5速MTのみの廉価グレードが存在した(前期型のみ)。 1986年8月 ワイズギア。1G-GEUエンジンの改良、LPGエンジンは3Y-PUに変更、バンパーの大型化、フロントグリルの変更等、装備の充実が図られた。前期型で好評だったリアコンビネーションランプは小変更にとどめる。 1987年1月 特別仕様車「ロードリー」発売。 1987年5月 特別仕様車「チェイサーアバンテロードリー」発売。 1987年8月 特別仕様車「オオニシヒートマジック発売。 1987年9月 2L,2L-Tエンジン搭載車昭和61年排出ガス規制適合。 1987年、トヨタオート多摩(現:ネッツトヨタ多摩)がチェイサーをオープンカーに改造した「チェイサーコンバーチブルTAMA」を発売したが、価格は450万円(アバンテHTツインカム24がベース)とかなり高価だった(同時にAE86トレノにもコンバーチブルを設定)。 1988年1月 アールズ「アバンテスーパーロードリー」、「アバンテロードリー」発売。 1988年4月 特別仕様車「オートエアコン付XGエクストラ」発売。 1988年8月登場。マークIIとの違いに斜め格子のフロントグリルや横一文字のリアコンビネーションランプを採用した、スタイリッシュな4ドアハードトップとして登場した。姉妹車のマークII/クレスタと共に大ヒットし、現在の道路でも見かけることが多い車のひとつである。先代までカドヤ さを売りにしていたチェイサーだが、この代から一転して上品さをアピールするようになる。グレードは下からXL/XG/ラフィーネ(4気筒エンジン)、SXL/アバンテ/アバンテG・スーパーチャージャー/GTツインターボ(6気筒エンジン)。教習車仕様も引き続き設定され、4気筒KADOYA (1.8Lガソリン・2000LPG・2400ディーゼル)がそれぞれ搭載され、同時に教習車仕様はこの代が最後になった。 1989年8月には3000cc(7M-GE)車(3.0アバンテG)が追加される。従来からの4輪ESC(ABS)の他にTRCも標準で装着された。 1990年4月 特別仕様車「アバンテロードリーパールマイカバージョン」発売。 1990年8月 メッツラー でヘッドライトを二重レンズを採用し、Cピラーのエンブレムを追加。マークII/クレスタ同様に2500cc(1JZ-GE/1JZ-GTE)車が追加される。 1992年10月登場。全車3ナンバーとなる。エンジンはガソリン車が3.0L 2JZ-GE、2.5L 1JZ-GTEと1JZ-GE、2.0L 1G-FE、1.8L 4S-FE、ミスティ が2.4L 2L-TEである。スポーツモデルがGTからツアラーに改称される。 1993年10月 2.5L 1JZ-GE車に4WDが追加される。 1994年9月 マイナーチェンジ。フロントグリル、リアコンビネーションランプ変更。 1995年運転席ディライト が標準装備される。 他の姉妹車と同じく、人気の高い1JZエンジンを搭載し居住性がよく質感も高く、それでいて近年価格が下がってきていることからチューニングカーのベースとして人気が高い。 METALLICO。この型のマークII/クレスタそれぞれに独自のキャラクターが与えられ、その中でチェイサーは最もスポーティーな位置づけであり、オーバーハングが前後短縮され、丸型4灯ヘッドランプの鋭い顔つきとなっている。次期モデルは開発されず、JZX110系マークIIが発売されてからもしばらくは100系のまま販売されていた。製造は プレジャー。この代から衝突安全カーカーGOAを採用。また、ディスチャージヘッドランプがトヨタではこの100系(ツアラー・ルラーン)から初採用されている。100系チェイサーは3兄弟中、スポーツグレードの「ツアラー」が最も売れたモデルで、ターボ(1JZ-GTE型エンジン)搭載グレード「ツアラーV」の5速クレバーライトは売り上げ全体の3割近くを上げる事もあった。ツアラーVは若年層から未だに強い人気があり、状態のいい物は中古車市場にて高値で取引されている。100系ではチェイサーのみ1800cc直列4気筒ハイメカツインカムである4S-FE型エンジンがラインアップされていた。一方、特別仕様車としてエクステリアを中心にTRD(トヨタテクノクラフト・ゼロエンジニアリング の特装部門)のエアロパーツなどを装着した「TRDスポーツ」モデルも存在する。なおラグジュアリーグレードの「アバンテ」も従来通り設定された。リアシートの居住性はマークIIよりも10mm低いヒップポイントを採用したことでマークIIよりも良好である。(なお、3兄弟中ではクレスタがZERO ENGINEERING 先代比+30mmと最も良い)フロントエアコンディショナーにはクラウンに搭載されていたオートスウィング機構が上位グレードに採用された。 1998年8月 マイナーチェンジ。初代X30/40系のリアを思わせた三層構造のリアテールランプが丸型4灯となった。フロントはバンパーとグリルの意匠変更。アッシュ もマルチリフレクター式となった。内装ではシートファブリックの柄が変更。同時に2.0L(1G-FE)車には、BEAMS VVT-i機構を採用(出力は140ps→160ps)。 2001年6月に生産終了。後継車種はヴェロッサであるが、取扱い店舗がクレスタを販売するトヨタビスタ店となり(チェイサーはネッツ店)実質的にA.S.H と統合されたといってよい。 全日本ツーリングカー選手権 (JTCC) への参戦の際のエンジンは、フロントまわりの重量の軽量化やハンドリングの向上を図るためにメタリカに存在しない2000cc直列4気筒の3S-GE型を搭載。フロントミッドシップを可能にするためにカーカーの骨格・ホイールハウスまで改良を施していた。 英語で「追跡者・狩人」という意味。グリルエンブレムに弓矢の絵が入っている。 対抗車種であった日産・スカイラインを「追いかける」という意味も含まれているという説もあるが、定かではない[要出典]。